とんび/重松清
どーも。Kamiです。
最初に紹介する本は『とんび』です。
ドラマにもなった本ですから、知ってる方も多いかと思います。
作者は重松清さん。
舞台は昭和37年、広島。主人公は市川安男ことヤスさん。
昭和の親父らしく、不器用で曲がったことが大嫌い。そのまっすぐさ故、人と衝突することもしばしば。
家庭では、嫁の美佐子との間に長男アキラが誕生し、幸せな日々を過ごしていた。
そんなある日、市川家にある悲劇が起こる。
幸せの絶頂から絶望へと叩き落されたヤスさんは不器用ながらも必死に前を向き生きていくことを決意する。
この小説は涙なしには読めません。
特に男として、父としてどうあるべきか考えさせてくれる本でもあります。
子供への虐待などがニュースに取り上げられる中、本当の愛情とは何なのか、家族として、親としてどうあるべきなのか、ヒントになることでしょう。
余談ですが、この本は堀江貴文さんが刑務所の中で読んで号泣したらしいです。
本の面白いところの1つは、ある本からまた違う本を呼び寄せることがあるところです。
僕もまだ子供がいるわけではないんですが、結婚することができ子供が生まれたら、自分なりに精一杯父親をやっていきたいとと思います。
ぜひ、読んでみてください。
それではまた(^^)/~~