雪の断章/佐々木丸美
どーも。Kamiです。
今日紹介する本は『雪の断章』です。
著者は佐々木丸美さん。
佐々木さんの処女作です。
この本は3年程前に購入し読んだのですが、読んだのを忘れてて最近2冊目を購入してしまいました。(笑)
どおりでなんか内容見たことあるなって思ったんですよね。(笑)
舞台は北海道、札幌。
主人公は孤児院で暮らす倉折飛鳥(くらおりあすか)。
5歳の時、大通り公園で迷子になったのをある親切な青年に助けられ、無事に孤児院の先生に引き渡される。
その後飛鳥は大きな邸を持つ本岡家に養子として引き取られることになる。
そこでの生活は飛鳥にとって地獄のような日々だった。
飛鳥は本岡家からのいじめに耐え切れず、家を飛び出してしまう。
帰る場所なくなった飛鳥が向かった大通り公園で、運命的な出会いをする。
以前迷子になった時に助けてくれた親切な青年、滝杷祐也(たきえひろや)だった。
話を聞いた裕也は飛鳥を保護することに。
祐也の家には祐也の親友、近端史郎(おうはたしろう)が住んでいた。
飛鳥はこの祐也と史郎と一緒に過ごし、徐々に成長していく。
1人の少女の成長と周りの人々との関わりが切なくも美しい物語。
この小説はとてもきれいです。
特に主人公の飛鳥の感情は女性の作者さんならではの表現力だと思います。
正直、男性からしたらちょっと理解できなかったり、じれったいところもあります。
女心となんとやら・・・
いつまでたっても分からないなぁと思う今日この頃です。
ぜひ、男性の方も勉強と思って読んでみてください。(笑)
ではまた(^^)/~~